自分らしく生きて、社会を変える

10年後のじぶん・しゃかい~ポスト3・11の『若者たちの神々』

10年後のキミは何をしているだろう。今のキミがしていることは、10年後にどのようにつながっていくのだろう。その時、社会はどうなっているのだろう。
東大の修士論文『「フクシマ」論--原子力ムラはなぜ生まれたのか』で注目を集めた社会学者 開沼博氏が、様々な分野で活躍する20代・30代の人たちにインタビュー。高校時代に考えていた自分と、今の自分はどう違うのか。あの時何をしておけばよかったのか。これから何をしたいのか…。先輩たちのコトバから、「どう生きるか」を考えてみよう。

 

インタビュアー:開沼 博(東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍)

1984年福島県生まれ。中学3年から極真空手を始め、高校2年の正月まではトレーニングに熱中し、当時は将来 格闘技で食べていこうと思っていた。「ひたすら自分を追及して自分を壊していくところが、研究と格闘技は通じる」が持論。東大と自宅を自転車で移動しつ つ、全国を歩く日々。東日本大震災直前に提出した大学院の修士論文『「フクシマ」論--原子力ムラはなぜ生まれたのか』は単行本化され、大きな反響を呼んだ(青土社・2011)。現代社会の様々な社会問題の現場に密着して、問題点を鋭くえぐるルポルタージュを次々と発表している。

開沼博氏

第2回 徳田和嘉子 株式会社cross fm 取締役副社長

人生のピークは60歳でいい。大事なのは、「次にどうしていこうか」ということ 

 

1983年茨城県生まれ。高校3年までバスケットボール一筋の生活を送っていたが、緒方貞子氏の講演を聞いて感激し、東大へ。在学中に書いた「東大生が教える!超暗記術」(ダイヤモンド社)は14万部を超えるベストセラーになった。卒業前の2007年7月から2008年3月までの8か月で文字通りの世界一周旅行へ。その様子は、ブログ「世界一周~未来のダンナを探しに~」
http://www.tokuwakako.com/
で読むことができる。卒業後、外資系の金融機関勤務を経て、現在は福岡のラジオ局cross fmの取締役副社長。

 


第1回 安田祐輔 NPO法人キズキ理事長

「つまづいても必ずやり直すことができる」と信じられる場所を作る

 ~不登校・高校中退の若者のための大学受験塾を主催~

 

1983年神奈川県横浜市生まれ。ICU(国際基督教大学)教養学部国際関係学科卒。在学中にイスラエル・パレスチナで平和構築関連のNGOに携わり、一時大学を休学しルーマニアの研究機関に勤務。主に紛争解決に向けたワークショップのコーディネートなどを行う。

卒業後は商社に勤務した後、NPO法人キズキを立ち上げ、現在同理事長。代々木で不登校・高校中退経験者を対象とした大学受験塾の運営、大手専門学校グループと提携した中退予防事業などを行なっている。

 


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