もうアクションを起こしている高校生もいる!

関西を中心に活動する高校生団体登場!


平和について考える

被爆ピアノコンサートIN 京都

広島の原爆の傷跡残るピアノを京都へ

宇野真由(立命館宇治高校[京都]3年)です。(※学年は取材時)

私たちは、第二次世界大戦末期に広島に投下された原子爆弾によって被爆したピアノを京都に運び、コンサートとワークショップを開くことで同世代の人たちに平和について考えてもらうイベントを2014年2月に開催しました。

被爆ピアノは、修復されていますが、ピアノの片方の側面だけには、原爆の爆風で割れて突き刺さったガラスと傷跡が、あえてそのまま残されています。

このピアノは、河本明子さんという方のピアノです。明子さんは19歳の時、学徒動員中に被爆して翌日に自宅でなくなりました。ピアノはそれから弾かれることのないまま眠っていましたが、平和を伝えるために修復され、展示やコンサートで使用されるようになりました。毎年8月6日には原爆ドーム前でコンサートが開かれています。

私たちも、そのピアノを使用したコンサートを通じて、あまり平和について考える機会のない同世代の若者にも平和について考えるきっかけを持ってほしいと思ったのです。


ピアノとその音色に感動。みんなにも伝えたい

きっかけは、発案者の堀池美里さんが、中学生の時に生徒会の一員として平和学習のために広島を訪れ、この被爆ピアノに出会ったことです。

彼女は、原爆ドーム前でのコンサートで、ピアノとその音色に感動。学校のみんなにも聞いて欲しいと考え、その翌年学校のホールで被爆ピアノコンサートを開催しました。そして、さらに多くの人に感動を味わってもらうために、今度は学校という枠を超えて被爆ピアノコンサートを行いたいと考えたのです。


同世代と平和について話す機会

2月9日、京都市にある立命館国際平和ミュージアムにて行いました。高校生たちがピアノの独奏、フルートやバイオリンとのコラボなどを平和への思いをのせて演奏してくれました。

ワークショップでは、平和をどう受け継ぎ、伝えるかについて話し合うことができました。当日は合計で高校生を中心とした100人を超える方が足を運んでくださいました。

当日の感想の中に、『同世代と平和に話す機会を持つことができてよかった』や『自分の平和に対する考えを伝えていきたいと思った』といったものがあり、平和について考えるきっかけを提供することができたと思っています。


宇野真由さんにQQ

宇野真由さん
宇野真由さん

●こういう活動を高校生が取り組み意味とは?

いろいろな人と関わることで視野が広がり、高校という狭い枠組みにとらわれず、社会という大きな枠組みの一員である実感が持てると思います。また、自分の将来や未来の世界に対する考え方が変わり、社会で起きている問題がとても身近に感じることができるようになると思います。

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