ケガ復帰後の国際大会、怖気づくことなく堂々と挑む友人をカッコよく思う

~女子相撲・野崎舞夏星さんの試合を観戦して

(2015年4月取材)

写真提供 立命館大学
写真提供 立命館大学

今回、初めて女子相撲の試合を見て「百聞は一見にしかず」という言葉が思い浮かんだ。野崎さんの取材に向けて女子相撲を調べ、インタビュー中にもお話をたくさん聞いて、以前より女子相撲に少し詳しくなったつもりでいた。しかしそれをさらに上回る感動が女子相撲試合にはあったのだ。まさに百聞は一見にしかず、だ。


1つ気づいたのは、女子相撲は階級ごとに分けられているのだが、その階級によってたたかいの様子が違うということだ。階級が軽ければ軽いほど試合運びに動きがあって躍動感があるのに対して、階級が重い方にいくほど動きが少ない分、技が決まったときの迫力が大きいと感じた。文章でうまく伝えることができないので、ぜひ皆さんも実際に試合を見に足を運んでいただきたいと思う。


土俵と観客はとても近く、待機している選手たちも間近で見ることできた。土俵での試合目前の選手たちは皆真剣な眼差しで相手を睨み付けていて、格闘技を身に付けていない私なんぞは絶対に近寄れないオーラが漂っていた。しかし土俵を出た次の瞬間、どの選手も普通の女の子に戻り、喜怒哀楽の表情を浮かべていた。こんな一見普通の女の子たちが日々どれほどの訓練を積んで試合に臨んでいるのか、と思い、尊敬の念を抱いた。


今回、私は野崎さんの応援で試合を見に行った。本人は怪我の影響もあり、試合1週間前からしか練習に臨めていなかったそうだ。しかし彼女の取り組みはそれを感じさせないものだった。無差別級の大会で、彼女が自分より一回りも二回りも大きな体格の相手にひるまずぶつかっていき、最後には相手を持ち上げていたのには本当に感動した。あのきゃしゃな体のどこからそのような強い力が湧いてくるのだろう。彼女の強みは、相撲だけでなく柔道やレスリングも身に付けていることだとインタビュー時に語ってもらったが、今回実際に試合を見てそれがよくわかった。そのように他の選手とは違う強みを持っているからこそ、どんな相手にも怖気づくことなく堂々と試合に挑めるのだろう。

 

左から、みらいぶ特派員のこころさん、ゆうすけくん、野崎さん
左から、みらいぶ特派員のこころさん、ゆうすけくん、野崎さん

私は彼女と偶然同じ大学にこの春入学した。同じ新入生だから分かるのだが、試合が行われた4月というと、環境ががらっと変わり、生活リズムに慣れるだけで精一杯な時期である。私自身も通学時間が長くなり、正課の授業をこなすだけで毎日くたくたである。そんな状況の中、素晴らしい大学生活のスタートダッシュを切っている友達が純粋にカッコいいと思い、また次の大会でも応援に駆け付けたいと思った。

(たにはら・こころ 立命館大学1年)

◆みらいぶ特派員レポートはこちらから
野崎さん、ケガから復帰、大学生デビュー戦の国際大会で準優勝!

■野崎さんインタビューはこちらから
目標は尊敬する先輩に勝って世界大会に出場すること

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