グローバルで行こう vol.2

学内は小さなグローバル。どこででも語学力が磨ける手厚い語学教育体制。言語とともに文化も学び、異文化理解力も高める

神田外語大学 (KUIS:Kanda University of International Studies)

全面ガラス張りの教室がユニーク
全面ガラス張りの教室がユニーク

神田外語大学は、手厚い少人数・双方向型の指導で実践的な語学力向上をめざす、外国語学部1学部の単科大学です。学科構成は、英米、アジア、イベロアメリカ、国際コミュニケーションの4学科。グローバル化の流れが、これまでの欧米社会中心から、アジアや中南米諸国へと移り変わっている流れを捉え、20年後、30年後を見据え、2012年から現在の学科構成になりました。

 

1学年あたり約800名の学生に対して約400名の教員が在籍し、語学担当教員の8~9割はネイティブ・スピーカー。海外の大学・大学院出身、また海外の大学において指導経験を有している教員も多くいます。また、大学全体をみても、日本研究の専門家以外は、全員が海外での研究、教育(留学含む)の経験者から成っています。


学内には、英語学習施設として「SALC(SELF-ACCESS LEARNING CENTRE)」、英語以外の言語の学習施設として「MULC(Multilingual Communication Center)」と呼ばれる施設があります。ここでは、個室のスピーキングルームや語学教材などで自学・自習ができるとともに、常駐するネイティブ・スピーカーの教員や、アルバイトする交換留学生から、会話の練習や課題のサポート等の指導を受けるだけでなく、交流できる場にもなっています。

 

英語学習施設「SALC」にて
英語学習施設「SALC」にて
英語以外の言語の学習施設「MULC」のタイ語エリア
英語以外の言語の学習施設「MULC」のタイ語エリア

また、語学力・国際感覚の育成のために、海外留学も積極的に推進。短期研修も含めると年間500名強が留学しています。また、様々な国から外国人留学生数を例年200名程度受け入れています。彼らとの交流がさらなる語学力アップにつながります。

 

実践力を高めるために、企業で実際の仕事を体験する「インターンシップ」も積極的に行っており、年間100名程度を国内の様々な企業や官公庁に派遣しています。とりわけ、国際コミュニケーション学科では、海外でのインターンシップも実施。現地の商社やコンサルティング会社、国際物流会社等で行われます。

 

卒業生の就職先としては、グローバル展開する企業を中心として、「商社・卸売・小売」(26.7%)、「製造・メーカー」(17.1%)、「航空・運輸・物流」(16.5%)などが多くみられ、語学力と異文化理解の力を生かして、グローバルな舞台で活躍している卒業生が多いといえましょう。

 

基本情報

〇所在地 千葉県千葉市
〇設立年 1987年4月

 

〇学部学科構成

外国語学部 

英米語学科

アジア言語学科

イベロアメリカ言語学科

国際コミュニケーション学科

 

〇数値で見る大学の特徴(2012年2月22日現在)

 

学生数

外国人教員比率

英語(語学)授業の

1クラスあたりの人数

英語による

専門科目率 ※1

学部

3637

53%

 27

52%

 

(※1)卒業要件のうちの専門科目(英語科目48単位+研究科目40単位)に対する、全て英語で実施される科目の単位数(英語科目のうちの46単位)の比率

 

〇留学制度
「海外留学制度」を利用し、152名の学生が3ヶ月~1年間の留学を果たしました(2011年度実績)。短期研修も含めると年間500名強が留学しています。海外協定校は60校あり、実際に交換留学生を派遣している大学が多い点が特徴です。http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/exchange/program/

 

関連サイト

英語学習施設:SALC(SELF-ACCESS LEARNING CENTRE)
http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/facilities/bldg6/salc/
英語以外の言語の学習施設:「MULC(Multilingual Communication Center)」
http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/facilities/bldg7/mulc/

 

インターンシップ
http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/job/internship/
海外インターンシップ(国際コミュニケーション学科)
http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/subject/department/international/business/

大学から高校生のみなさんへ

世界で活躍して欲しい。そのために、語学をベースに異文化を理解する能力を身につけてほしい。神田外語大学の教育の基本はここにあります。これから皆さんが、生涯かけて自己実現する場所は、居心地が抜群に良い日本だけではなく、何事も自分で切り開いていかなければならない「世界という舞台」ではないでしょうか。そこでは、皆さんは自分の頭で考え、自分で調べ、自ら答えを導き出す力を身につけなければなりません。70億人がライバルだからです。

 

神田外語大学は、教えて育てる大学ではありません。自らが学んで育つ大学です。すでに多くの卒業生が海外で活躍し自分の夢に向かって歩んでいます。また、学校の教員として、グローバル時代に必要な英語を、子どもたちに教えている志の高い卒業生も多数活躍しています。「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という神田外語大学が掲げる理念は、いま着実に世界をつなぎはじめているのです。

 

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