「#せかい部」オフ会in大阪

古坂大魔王さんインタビュー「今日は熱を伝えに来た」

世界を語るスペシャルゲストとして、ピコ太郎のプロデューサーでお笑い芸人の古坂大魔王さんがオフ会に登場。イベントの終了後、古坂大魔王さんにインタビューを行いました。

 

「あの目のキラキラはルビーですよ」

今日来てくれた人たちの、あの目のキラキラはルビーですよ。「#せかい部」ですから質問がすごく具体的でした。自分がこういう想いを持っているから、ぶつけてやろうという意思が伝わって来ました。日本以外の国へ行って、日本の発展と文化の交流を考えている子たちというのは、すごいパワーがありました。楽しかったです。 

 

ぼくは小学校3年生からお笑いがしたかったんです。青森にいたんですけど、芸能人のイベントがあると、いつも一番前に座って質問していたんですよ。だから当時の自分を見ているような感じがしました。 

 

 

世界でウケるために

仕事で海外に行ったのは、すべてオファーを頂いて行きました。仕事をくれたところには必ずピコ太郎を届けるという使命感がありました。外国でウケるためには、その地域の言語で挨拶とかギャグを考えて、自分の言葉で伝える工夫をしました。曲もその地域用に変えてパフォーマンスをしました。その中で、自分が出したいものを現地の人に受け入れてもらうということをチャレンジし続けました。

 

日本以外の国に、求められて行くというのは最高でしたね。日本では知られてないかもしれませんが、海外では有名な日本人ってたくさんいるんですよね。アニソンを作った人や、ゲームのプロデューサーは超有名ですからね。日本の文化は日本人が思っている以上に世界に行ってるんですよね。 

 

熱があれば伝わる

ぼくは、恥ずかしいくらいに今日はずーっと熱を持って喋りました。これは、ぼくの本にも書いてあるんですが、熱を持って喋ると、伝わるんだ、というのを言いたかったんです。一部の天才がすごい熱を持ってやったものから、ゼロイチが始まっている気がします。今日来ていた子たちに「ぼくはこれいんだ!」「芸人って近くでみるとパワーすげー!」って思ってもらえたら最高です。  

 

例えば、ベルギーに行った時に、ピコ太郎が出演した現地の番組の司会者と2人きりになりました。ピコ太郎もぼくも全然英語が喋れないし、とにかく言葉が全然通じないんですが、絵を書いてお喋りをしました。「こうして、こうして、ここに、こうで」と続けていると、絵のボケとかも出てくるんですよ。失敗を恐れずに熱を持っていれば、それなりにやって行ける。大成功は運も絡んでくるのでわかりませんが、ぼくは熱を伝えたかったです。 

 

 

“意識高い”が褒め言葉になる時代

会の終わりに直接言いましたが、“意識高い”という言葉は、ぼくはあまり好きじゃない言葉なんです。ひがみ、そねみ、妬みが入っていると思うんです。そこを「おまえ、意識高いじゃん!いいじゃん!」っていう褒め言葉になる時代が来たら最高だなと思います。

 

レポーター

みらいぶライター 新造真人

 

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