トビタテ!留学JAPAN 高校生コース派遣留学生にインタビュー ~世界が教室!学びたいことがあるなら留学へ

高校生の海外留学を、国が支援するプログラムが始まった!

(2016年9月取材)

トビタテ! 留学JAPAN 第2回留学成果報告会ポスターセッション(大学生の部)
トビタテ! 留学JAPAN 第2回留学成果報告会ポスターセッション(大学生の部)

“産業界を中心に社会で求められる人材” “世界で活躍できる人材”の育成を目標に、『ヤリタイコト』のある人の海外留学を支援するプログラム「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~」(以下「トビタテ!」 ※1)。

 

2014年から始まったこのプログラムでは、すでに約2700人が世界各国に派遣されています。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに、1万人の学生を派遣することを目指しています。

※1 http://www.tobitate.mext.go.jp/

 

実は、「トビタテ!」には2015年度からスタートした高校生を対象としたコースがあります(※2)。早期の留学で自分と向き合い、視野を広げ、将来の可能性を広げる機会とするために、「アカデミック(※3)」「スポーツ・芸術」「プロフェッショナル」「国際ボランティア」の4分野で、『ヤリタイコト』のある人を募集しているのです。

 

※2:高校(併設型の中高一貫教育校を含む)、中等教育学校4~6年生、特別支援学校高等部、高等専門学校1~3年生、専修学校高等課程対象

http://www.tobitate.mext.go.jp/hs/index.html

 

※3:2016年度からは、「アカデミック」は、

・海外の語学学校等のプログラムに参加するとともに、外国語を用いて異文化交流を行う「テイクオフ」(2~3週間)

・海外の高校や大学のサマースクール等に参加し、外国語を用いて様々な科目を学修する「ショート」(2週間~3か月)

・海外の高校等に長期間通学し、外国語を用いて様々な科目を学修する「ロング」(4か月~1年)

の3つのコースに分かれています。

 

高校生コースのキャッチフレーズは、「14日あれば、別人になれます」

「トビタテ!」は、留学内容や渡航先、期間(高校生コースは14日~1年間)を生徒が自由に設計できます。この計画は、現地の学校に行かないものであってもOKです。また、留学に必要な費用の一部が奨学金として給付されますが、この奨学金は返済不要です(←ココは重要!)。

 

さらに、留学経験の質を高めるために、留学の前後に充実した研修が行われるほか、留学後の継続的な学習や交流の場となる留学生ネットワークに参加することができます。2015年度の第1期では、全国から303人の高校生(中等教育学校生・高専生含む)が、のべ33か国に派遣されました。今年は第2期として、511人が49か国へ飛び立っています。

 

「トビタテ!」で留学するためには、留学計画書による書類選考と面接が行われます。ここで大事なのは、単に「海外の学校へ行ってみたい」だけでなく、「留学先で何を・どのように学びたいのか」、そして何より「留学を通して学んだことを将来どのように活かしていきたいのか」ということをしっかり考え、具体的な形にして計画書や面接で表現することです。つまり、計画書を書く段階から、すでに「留学」は始まっていると言ってよいでしょう。そして、自分の行きたい国で自らの目標にそって学ぶことにより、ふだんの学校の勉強では経験できないことと出会い、それがさらに将来の学びや社会貢献につながっていくのです。

 

とは言っても、「留学には興味があるけど、どんな準備をしたらいいのかわからない」「英語が苦手だから、留学しても何もできないんじゃないかな」「別に留学しなくても、今は受験のための勉強の方が大事だと思う」「短期留学だと、向こうの学校に慣れないうちに留学期間が終わっちゃうんじゃない?」…といろいろ不安や疑問を抱える人もいるかもしれません。

 

「みらいぶ」では、高校生コース第1期生として各国に留学し、9月3日(土)に東洋大学白山キャンパスで行われた「トビタテ! 留学JAPAN 第2回留学成果報告会」でプレゼンした皆さんに、留学のために準備したことや、留学を通して身についたこと、現地でいちばん嬉しかったこと・困ったことなどを伺いました。

 

留学生の皆さんからのメッセージは、「留学して後悔することは絶対ない」「留学でしか学べないことがある」「留学を考えるだけでも、自分の視野が広がる」という達成感に満ちています。期間は短くても、高校時代に留学を経験したことで、帰国後の学習や大学受験に取り組む上でのモチベーションにつながっていることがわかります。

 

第3期生(平成29年度)の募集については、10月初旬より募集要項を公開します。皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

 

募集要項はこちらから→  http://www.tobitate.mext.go.jp/hs/

 

高校生コース1期生の皆さんからのメッセージ

◆オーストラリア特有の鉱物や地形を学び、さらに専門の土木工学へ意欲

宇高亘くん(兵庫・明石工業高等専門学校4年)

[アカデミック]

[留学先]オーストラリア/アデレード、ウルル、クーバービティ、アリススプリングス

 

獣医師となり、人間と自然の共存を考えたい

神戸咲彩さん(京都市立西京高校2年)

[アカデミック]

[留学先]アメリカ/デンバー

 

日米の原爆の考え方の違いを学びにアメリカへ。行動力への自信もついた

前野鮎美さん(広島女学院高校2年)

[アカデミック]

[留学先]アメリカ/サンディエゴ、サンフランシスコ

 

外国の医療現場を見学して実感した、在日外国人も助けられる保健師への夢

藤田南さん(埼玉県立常盤高校専攻科1年)

[プロフェッショナル]

[留学先]オーストラリア/アデレード

 

発展途上国でも日本でも、同じ「当たり前」を提供できるようになるために

井上友莉奈さん(福岡雙葉高校2年)

[国際ボランティア]  

[留学先]アメリカ/ワシントンD.C.、コスタリカ/エレディア

 

「貧しくても不幸ではない」途上国の支援の仕方を国際基準で学んだ

瀧川丈太朗くん(早稲田大学1年/留学時:早稲田高等学院3年)

[国際ボランティア]

[留学先]ガーナ

 

※「みらいぶプラス」では、大学生コース第4期トビタテ!派遣留学生として、フィリピンとインドで現地の子どもたちに日本語・日本文化の指導を行っている下山明彦さん(東京大学教養学部2年)の「トビタテ生のヤリタイコト日記」を連載しています。トビタテに合格するためのアドバイスも執筆しています。

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