目標は尊敬する先輩に勝って世界大会に出場すること

女子相撲 野崎舞夏星さんインタビュー


写真提供 立命館大学
写真提供 立命館大学

―今回は、ケガから復帰して、しかも大学へ入学して一人暮らしが始まって初めての試合でしたが、どんなことを思いましたか。


野崎さん:大学もまだ入学したばかりで、相撲の練習も1週間しかできず、まず試合に出場することが第一目標でした。でも、手術後初試合、そして大学デビュー戦ということで新たな気持ちで試合に臨むことができたと思います。


1週間しか練習していないとのことでしたが、試合に出場しようと決心したのはいつですか。


野崎さん:1週間前、練習を再開したその日に決めました。練習してみたら、今までの動きとあまり差を感じなかったので、これならできると思いました。


―超軽量級や軽量級の試合を見ていると、大相撲のように組み合った相撲でなく、お互いに頭を肩に押しつけて、手は相手の腕や肘を押さえていましたね。なぜ皆さんそうしているのですか。

 

野崎さん:相手と組み合うというより、距離を取って相撲をとる選手が多いからだと思います。他の選手がどういう作戦なのかわかりませんが、私は足取りができたり自分のペースでできたりするから距離を取る方がやりやすいです。

 

表彰式で。左が山中選手 写真提供 立命館大学
表彰式で。左が山中選手 写真提供 立命館大学

―決勝戦で、野崎さんが尊敬する山中さん(山中未久選手・立命館大学4年生)と対戦して、どんなことを思いましたか。

野崎さん:決勝で山中さんと当たることが目標でした。でも、そこで満足したくない、そこまできたら勝ちたいと思いました。結果的には負けてしまいましたが、今までで一番近づけた試合だったかなと思います。

―今日の試合で一番頑張ったことは何ですか。


野崎さん:軽量級の試合は本当に楽しんでできたので、頑張ったと言えば無差別級や団体戦で自分より大きな相手に挑んだことだと思います。
 

左から、みらいぶ特派員のこころさん、ゆうすけくん、野崎さん
左から、みらいぶ特派員のこころさん、ゆうすけくん、野崎さん

―これからの目標を教えてください。

野崎さん:一番の目標は山中さんに勝って世界大会に出場することですが、それまでに高校生や中学生もどんどん上がってくると思います。そういう選手に抜かされないように、先輩たちを追い越していけるように頑張りたいです。

―最後に、皆さんへ向けて一言お願いします。


野崎さん:女子相撲の大会は今年からまた増えたので、いろんな人に観に来てもらいたいです!

 

―大阪で開かれる世界選手権に出場できるよう、頑張ってください!

 

野崎さん:はい!ありがとうございます(^^)

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